ダニエル アリエタ   Daniel Arrieta
  ダニエル・アリエタ
   所属   京都外国語大学  外国語学部 スペイン語学科
   職種   准教授
言語種別 スペイン語
発行・発表の年月 2008/12
形態種別 著書
標題 Ise Monogatari: ¿El Buen Amor japonés?
執筆形態 単著
掲載誌名 Cuadernos Canela
掲載区分国内
出版社・発行元 CANELA (日本・スペイン・ラテンアメリカ学会)
巻・号・頁 (20),57-66頁
総ページ数 10
概要 日本の『伊勢物語』と中世カスティリャのLibro del Buen Amorは、その文学的な質の高さによってのみならず、書記言語が完全に確立されておらず、文体の大変革が出現し始めた時代にもたらされた斬新さによって、両国の文学における重要な転機となっている。両作品が出現したことの根底にあるイデオロギー、具体的には恋愛、性、人間関係についての見解は、それぞれのケースで異なっていると思われ、両国それぞれの文化的観点から、人生に対する非常に異なった見方の説明となっている。本論文の目的は、両作品に違いを際立たせる具体的な要素を探し求め、前述のイデオロギーが何であるかについての結論に到達することにある。