ダニエル アリエタ   Daniel Arrieta
  ダニエル・アリエタ
   所属   京都外国語大学  外国語学部 スペイン語学科
   職種   准教授
言語種別 スペイン語
発行・発表の年月 2014/12
形態種別 著書
標題 La identidad nacional de los estados brasileño y argentino como construcción literaria a través de las figuras del bandeirante y del gaucho
執筆形態 単著
掲載区分国外
出版社・発行元 História e Cultura. Revista Internacional UNESP-França
巻・号・頁 3,105-119頁
総ページ数 15
概要 ブラジルのバンデイランテ(=奥地探検隊)とアルゼンチンのガウチョをテーマとした文学作品の多くは、そのような生活様式の消滅後に書かれた。しかし、特に19世紀において、近代国家の創設と国境の制定に関連する2つの文学的神話が生み出された。文学におけるアルゼンチン・ガウチョの特徴付けについて、あるときはロマン主義的な、あるときはヨーロッパ中心主義的な視点として、サンパウロの探検事業の現実と、国境地帯に住むガウチョの役割が民族伝承でなくなった瞬間、過度に単純化されたイメージを示すようになる。本論文は、双方の文学的神話化過程の間に見られる類似点と相違点を提示するとともに、国民的アイデンティティの構築においてどの程度の成功を収めたかについて論じようと試みたものである。