ハラ カズキ   Kazuki HARA
  原 一樹
   所属   京都外国語大学  国際貢献学部 グローバル観光学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2013/03
形態種別 論文
標題 ドゥルーズ=ガタリ資本主義論に関する覚書―先行研究整理と課題抽出
執筆形態 単著
掲載誌名 神戸夙川学院大学観光文化学部紀要
掲載区分国内
巻・号・頁 (4),177-184頁
概要 本稿は、ドゥルーズ=ガタリが1972年に出版した資本主義理解・批判の書である『アンチ・オイディプス』を現代において創造的・批判的に継承する為の準備的考察である。まずはドゥルーズ=ガタリとマルクス及びマルクスに影響を受けた理論家との関係を分析し「形式的包摂と実質的包摂」「極限の置き換え」「通貨の二元性」「本源的蓄積」等の更なる探究が必要である点、ドゥルーズ=ガタリによる資本主義社会への処方箋としての「脱領土化の加速」をどう理解し継承するかが問題となる点、が明瞭化された。