ウエヤ タカシ   Takashi UEYA
  植屋 高史
   所属   京都外国語大学  外国語学部 中国語学科
   職種   准教授
言語種別 英語
発行・発表の年月 2017
形態種別 論文
標題 “Wind” in Sinitic
執筆形態 共著
掲載誌名 Studies in Asian Geolinguistics
掲載区分国内
出版社・発行元 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
巻・号・頁 (4),pp.8-9
著者・共著者 ◎Kenji YAGI, Takashi UEYA, Fumiki SUZUKI
概要 中国語において風を表す語は全て共通の祖形 MC: pjuŋ (Schussler 2007)に遡ると見なしうる。全て一音節で一様分布を示すが、語頭子音の状況から、最も古い形式を保存し、福建や湖南に分布するp-タイプ、軽唇音化を経た形式で、全国に分布するf-タイプ、南方に分布し、喉音系の語頭子音と合流するh-タイプの三種類に分類できる。主母音は南方では円唇となる場合が多い。また、湖南周辺などでは語末子音-ŋ の弱化を反映した形式が見られる。