オカモト シンショウ   Shinsho OKAMOTO
  岡本 信照
   所属   京都外国語大学  外国語学部 スペイン語学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1993/03/30
形態種別 論文
標題 中世スペイン語の自動詞複合形
執筆形態 単著
掲載誌名 京都外国語大学イスパニア語学科修士会『REHK』
巻・号・頁 (1),35-48頁
担当範囲 (A5、総頁数140頁中14頁を担当)
著者・共著者 岡本信照
概要 中世スペイン語で「運動」を示す自動詞が複合時制を構成する際の助動詞はserだったが、16世紀には徐々に使用頻度が高くなったhaberに取って代わる。この統語変化の理由を“haber+他動詞p.p.”と対格補語との性数一致率の減退や、serとestarおよびhaberとtenerの機能分化プロセスとの連動作用に求め、13世紀から16世紀までの文献から採った使用頻度調査に基づいて、これらは相関連した体系的変遷であったことを実証したもの。