ウシジマ タカシ   Takashi USHIJIMA
  牛島 万
   所属   京都外国語大学  外国語学部 スペイン語学科
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2013/07
形態種別 論文
招待 招待あり
標題 米墨戦争におけるメキシコ自由主義の限界―ゴメス・ファリアスとポルコ派反乱を中心に
執筆形態 単著
掲載誌名 京都外国語大学スペイン語学科『スペイン語世界のことばと文化Ⅲ』
掲載区分国内
巻・号・頁 181-212頁
概要 19世紀前半のメキシコ自由主義改革の推進者の中で最も急進的であったのが純粋派のゴメス・ファリアスであった。彼らは伝統的特権(フエロ)の廃止の一環として、カトリック教会の財産(主として土地)に対する強制売却を執行し、当時深刻な問題になっていた国の赤字財政の解消とその他の経済効果を期待していた。1833年、ゴメス・ファリアスはサンタ・アナ派と連合政権を樹立し、一連の改革を行おうとして法制度を改正したが、これに反対する党派の暴動により失敗し失脚した。しかし、米墨戦争の最中、再びサンタ・アナとゴメス・ファリアスによる連合政権により、1847年1月11日法令が発令された。同法令は、対米戦争の戦費として、教会所有の不動産を担保なしは売却させ、政府が1500万ペソを徴収する権限を有することを定めたものであった。しかし、反対諸派の暴動が起こり、その究極はポルコ派と自称する集団による全国的な暴動であった。1847年2月27日に勃発し、3月5日のゴメス・ファリアス逮捕以降、その運動は衰退し、本法令は廃止された。