ウシジマ タカシ   Takashi USHIJIMA
  牛島 万
   所属   京都外国語大学  外国語学部 スペイン語学科
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1991/12
形態種別 論文
査読 査読有り
標題 テキサス併合とメキシコーアメリカの膨張的発展に対するエレラの対応
執筆形態 単著
掲載誌名 スペイン史学会『スペイン史研究』
掲載区分国内
巻・号・頁 (7),20-29頁
概要 1845年、テキサスを併合し、1846年~48年に米墨戦争が勃発したが、1844年にメキシコ大統領に就任したエレラは対米戦争に乗り出すどころか、穏健策を検討し平和的解決を試みた。そこで米国特別公使スライデルがメキシコに参上するが、またたく間に対米戦争を主張する連邦派の攻撃を受け、他方で対米戦争を主張する保守派軍人パレデスの蜂起で同政権は1845年12月に崩壊する。従来、エレラ政府は親米派で、米国側が提案した和平案を受け入れようとした極めて弱体な政府であったという評価が一般的であるが、本稿は、戦争前夜のメキシコ国内の党派間抗争と対米政策との関連で再検討したものである。結果、エレラは反政府派を逮捕し圧力を加えていたこと、サンタ・アナ派軍人を不当に逮捕していたこと、そして対米戦争をメキシコ議会で審議されたことを取り上げ、従来のエレラ像の修正を試みた。