ササキ ユタカ   Yutaka SASAKI
  佐々木 豊
   所属   京都外国語大学  外国語学部 英米語学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2010/03/15
形態種別 著書
標題 『太平洋問題調査会とその時代』
執筆形態 共著
出版社・発行元 春風社
担当範囲 B5, 総頁数306頁中31頁を担当(pp.161-192)
著者・共著者 山岡道男、片桐庸夫、佐々木豊、他5名
概要 アジア太平洋地域の政治・経済・文化関係に関わる問題を研究・討議する国際主義的な民間団体であった太平洋問題調査会(The Institute of Pacific Relations, the IPR) の事務総長を長らく務めたエドワード・C・カーター(Edward C. Carter)の“赤狩り”時代(1950年代初頭の扇動的な反共主義運動)における言動を、IPR文書やカーターの個人ペーパーを使って分析・考察。カーターの言動の背景には、ひとりIPRという一民間団体の浮沈に対する危機感のみならず、”自由な言論の国”アメリカ合衆国において、政治外交問題に対する”異端的”見解が反共主義的風潮によって圧殺されることに対する鋭い警鐘があった点を指摘した。