ハナモト トモコ   Tomoko HANAMOTO
  花本 知子
   所属   京都外国語大学  外国語学部 イタリア語学科
   職種   准教授
発表年月日 2016/10/29
発表テーマ サマータイムのイタリア語名の由来と導入初期の賛否両論について
会議名 イタリア学会 第64回大会
主催者 イタリア学会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 単独
開催地名 京都外国語大学
概要 1916年に導入され、今ではすっかりイタリアで定着したサマータイムも、導入初期にはさまざまな反対論と混乱があり、実際、1920 年をもって一旦終了している。ふたたび導入されたのは次の戦時下、1940 年から1948 年までであった。現在まで至るサマータイム制度は、1966 年に始まったため、制度復活までにそれぞれ、約20 年間の断絶を経ていることになる。この発表では、フィレンツェの医師ピエラッチーニが遺した資料ファイルの手紙や新聞記事、論文を中心に、導入前の賛成論や導入後の反対論/継続賛成論、廃止後の復活論/復活反対論をまとめ、初期の実施状況がどのようなものであったのかを明らかにした。