ナガハマ タクマ   Takuma NAGAHAMA
  長濵 拓磨
   所属   京都外国語大学  外国語学部 日本語学科
   職種   教授
発表年月日 2017/09/16
発表テーマ 遠藤文学における小西行長ー『ユリアとよぶ女』『鉄の首枷ー小西行長伝』『宿敵』ー
会議名 遠藤周作学会全国大会
主催者 遠藤周作学会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 単独
開催地名 清泉女学院大学(長野市)
概要 遠藤文学において小西行長を主要な登場人物とする3作品ー『ユリアとよぶ女』『鉄の首枷ー小西行長伝』『宿敵』ーを取り上げた。『ユリアとよぶ女』では朝鮮戦争を契機とした遠藤の関心が小西行長や太田ジュリアを知るきっかけとなったことを指摘し、切支丹大名としての小西行長が描かれていることを明らかにした。続く『鉄の首枷』は面従腹背の二重生活を送った小西行長の評伝であることを明らかにした。最後に『宿敵』では、加藤清正とのライバル関係を中心として小西行長が相対的に描かれていた。以上のことをもとに遠藤文学における小西行長の重要性が明らかになった。