ハシモト カツオ   Katsuo HASHIMOTO
  橋本 勝雄
   所属   京都外国語大学  外国語学部 イタリア語学科
   職種   教授
発表年月 2016/07
発表テーマ ウンベルト・エーコ『プラハの墓地』 ― 現実と虚構のあいだのテキスト ―
主催者 イタリア文化会館-大阪
開催地名 イタリア文化会館-大阪
会議区分 国内会議
講演区分 講師
単独共同区分 単独
概要 小説『プラハの墓地』(2010年)は、19世紀の反ユダヤ人主義の高まりから 偽書『シオン賢者の議定書』が生まれた過程を描いた歴史娯楽小説であり、 ヘイトスピーチや外国人排斥といった現代につながる倫理的、政治的問題を 含んでいる。 前半では、陰謀論や憎悪のテーマを中心に論じ、作家エーコが、19 世紀パリで流行した大衆小説の形式と豊富な歴史資料を使いながら、憎悪が拡大す る19世紀後半のヨーロッパ世界をどのように構築したのかに焦点を当てる。後半は ウンベルト・エーコの多方面での活動に触れ、イタリアの現代作家、小説作品との 関連性を考える。