スギヤマ マサキ   Masaki SUGIYAMA
  杉山 雅樹
   所属   京都外国語大学  共通教育機構
   職種   准教授
研究期間 2019/04~2021/03
研究課題 15世紀後半のヘラートにおけるタリーカの活動と都市文化の発展
実施形態 科学研究費補助金
研究委託元等の名称 科学研究費補助金
研究種目名 新学術領域研究(研究領域提案型)
研究機関 京都外国語大学
科研費研究課題番号 19H05042
キーワード ヘラート、西アジア都市、タリーカ、ティムール朝、スーフィズム、聖者崇拝、イラン、写本研究、アフガニスタン
科研費分類アジア史、アフリカ史
代表分担区分 研究代表者
代表者 杉山雅樹
概要 本研究の目的は、15世紀後半のヘラートにおいて、タリーカ(スーフィー教団)が都市文化の発展に果たした役割を明らかにすることである。従来の研究では、ティムール朝末期のヘラートで隆盛を誇ったタリーカとしてナクシュバンディーヤがよく知られているが、同時期のヘラートで多くの信者を集めていたヌールバフシーヤという別のタリーカについては、十分に検証されてこなかった。そこで、本研究では、ナクシュバンディーヤとの比較を通じて、ヌールバフシーヤの教義と特徴を検証すると共に、それぞれのタリーカに属した人々の交流関係や活動の分析を行う。