イトウ アキヒト   Akihito ITO
  伊藤 秋仁
   所属   京都外国語大学  外国語学部 ブラジルポルトガル語学科
   職種   教授
研究期間 2024/04~2025/03
研究課題 ブラジル人女性の社会的地位の総合的研究:人種、エスニシティ、ジェンダーの視点から
実施形態 国内共同研究
研究委託元等の名称 京都外国語大学国際言語平和研究所
研究種目名 他機関連携
代表分担区分 研究代表者
研究者・共同研究者 伊藤秋仁、モイゼス・カルヴァーリョ、フェリッペ・モッタ、住田育法(京都外国語大学名誉教授)、渡会環(愛知県立大学)、奥田若菜(神田外語大学)
概要 人種、エスニシティー、ジェンダーの視点からブラジル人女性の社会的地位の総合的研究を行う。ブラジル地域研究において、人種関係は、社会・経済・文化などあらゆる領域で考慮されるべき問題である。研究代表者と研究分担者の全員が、それぞれの研究を遂行する中で、「ジェンダー」の問題に行き当たっている。特筆すべきは、「アフリカ系ブラジル人女性の社会的地位」の低さである。この問題の一般化には慎重な調査が必要であるが、多くのケースでアフリカ系ブラジル人女性が「人種とジェンダーのダブルのスティグマ」を背負わされていることに驚きを禁じ得ない。本研究では、特にブラジルの大都会のサンパウロやリオデジャネイロにおけるこの問題の実情についての具体的な調査資料に基づいて、私たちが各領域でさらに具体的に進める研究を総合し、人種、エスニシティー、ジェンダー問題の本質を極めることを目的とする。