ササキ ユタカ
Yutaka SASAKI
佐々木 豊 所属 京都外国語大学 外国語学部 英米語学科 職種 教授 |
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研究期間 | 2022~2024 |
研究課題 | 社会科学研究評議会/全米学術団体評議会設立の「日本研究合同委員会」の活動と遺産 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究種目名 | 基盤研究(C) |
科研費研究課題番号 | 22K12529 |
キーワード | 米国社会科学研究評議会(SSRC)、全米学術団体評議会(ACLS)、 日本研究、地域研究、国際学(グローバル・スタディーズ)、学際知 |
代表分担区分 | 研究代表者 |
概要 | 本研究は、1960年代後半から1990年代前半の時期に亘る米国における日本研究の動向に関して、米国社会科学研究評議会(The Social Science Research Council、SSRC)と米国学術団体評議会(The American Council of Learned Societies、ACLS)が合同で設立した「日本研究合同委員会(The Joint Committee on Japanese Studies)」(活動期間:1967-1996)の活動の実証的分析を通じて検討する。SSRC/ACLSという米国の社会科学/人文科学の各ディシプリンをそれぞれ統括的に束ねた権威ある学術団体によって推進された日本に関する学知の構築過程を追跡することを通じて、戦後日本を対象とする地域研究の問題設定・分析枠組み・方法論の変遷を検証する。また本研究を通じて、ポスト冷戦期にグローバル・スタディーズが趨勢化する中、日本を対象とする地域研究の新たな可能性に関しても展望する。 |