カジカワ ユウジ
Yuji KAJIKAWA
梶川 裕司 所属 京都外国語大学 共通教育機構 職種 教授 |
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研究期間 | 2004/04~2006/03 |
研究課題 | マルチリンガルCALLにおけるティームティーチングと教材作成に関する実証的研究 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究種目名 | 基盤研究(C) |
研究機関 | 京都外国語大学 |
科研費研究課題番号 | 16520360 |
代表分担区分 | 研究分担者 |
研究者・共同研究者 | 小野隆啓 舟杉真一 石川保茂 立岩礼子 羽根田知子 梶川裕司 村上正行 |
代表者 | 小野隆啓 |
概要 | マルチリンガルCALLにおけるティームティーチングは、対象となる二言語の専門教員が同一時間に同一教室において同一教材を用いて行う新しい形態の外国語教育の授業であり、「二言語同時学習」と呼ばれる授業を開講してきた。この場合二言語とは、基軸となる言語を英語とし、もう一方の言語をフランス語、ドイツ語、スペイン語とし、2004年度までにこれらの授業、CALL EF, CALL EG, CALL ESを開講した。2005年度には英語とは言語系統的に全く異なる中国語とのクラスCALL ECを開講した。そして、本プロジェクトの完成年度である2006年度では、すでに開講されているフランス語、ドイツ語、スペイン語、中国語の他に、ブラジルポルトガル語とイタリア語の二言語同時学習授業CALL EPとCALL EIが開講された。(授業の名称は、2007年度よりBi-language Simultaneous Learning (BSL)と改名され、外国語科目の選択必修科目として開講されることが決定されている。)これらの授業で中心的に用いられるe-Learning教材の基礎研究と、基礎資料の作成、融合型CALL教材の作成が行われた。本プロジェクトで開発、作成されたe-Learning教材をユビキタスな環境で学生に使用可能にするため、e-Learningソフトウェアの学外からのアクセスを可能にする方向性が確立され、それに必要な基礎研究と、学内マルチメディアのアクセス体制を見直した。その結果、2007年度より学外からのe-Learningソフトへのアクセスが可能となる準備態勢を整えることに成功した。二言語同時学習には授業前準備と復習、宿題提出、自学自習の自動評価システムなどが不可欠であるがそれらのほとんどの部分が本研究により可能となり、2007年度から指導する体制が完成した。 |