カバタ シゲル   Shigeru KABATA
  嘉幡 茂
   所属   京都外国語大学  国際言語平和研究所
   職種   嘱託研究員
研究期間 2020/04~2023/03
研究課題 耐久性に優れたピラミッドが開発された理由:古代メキシコ人の世界観と自然災害の相関関係
実施形態 国内共同研究
研究委託元等の名称 名古屋大学宇宙地球環境研究所
研究種目名 加速器質量分析装置等利用(共同利用)
科研費分類考古学
基礎物理化学
建築計画、都市計画
代表分担区分 研究代表者
代表者 嘉幡茂
概要 本研究の目的は、どのような自然環境・社会背景・観念体系の下、メキシコ中央高原で倒壊しないピラミッドの建造技術(イノベーション)が誕生したのかを解明することにある。現在までの研究は、ピラミッドのシンボリズムや機能・用途の解明が主要なテーマであり、耐久・耐震設計に関する研究は発展してこなかった。それは、研究の主眼がピラミッド完成後の存在価値と社会との関係に向いており、ピラミッドを静的な建造物と位置付けていることにある。一方、本研究では、ピラミッドは社会の安寧を象徴するという当時の世界観、ならびに、ピラミッドが大型化していく時期はポポカテペトル火山の大噴火(後70年ごろ)と一致することに注目する。本研究は、自然災害によって観念体系が変化し、さらにはパラダイム・シフトが引き起こされた実例を示し、複雑化社会へと至る人類史の解明に貢献する。