ハヤシ シホ
Shiho HAYASHI
林 姿穂 所属 京都外国語大学 外国語学部 英米語学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/03 |
形態種別 | 論文 |
標題 | ICTを活用した大学英語教育の試み-コロナ禍における新たな学びのあり方- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 三重県立看護大学紀要 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 三重県立看護大学 |
巻・号・頁 | (特別号),1-9頁 |
総ページ数 | 電子媒体 |
著者・共著者 | 林姿穂 |
概要 | 本稿では、2020年度のコロナ禍における教育環境の変化を背景に、大学英語教育の授業実践における試みについて報告した。この報告で取り上げるクラスは三重県立看護大学の1年生を対象とした「英語講読」の授業である。この実践報告を通して明らかにする点は次の三点である。一点目に、ICTの活用は、受講者の家庭学習の時間を増やすことに効果的であること、二点目は、教員が、受講者の英語のレベル差にとらわれることなく課題設定ができるということである。三点目は、ICTをフル活用した2020年度の「英語講読」の受講者の授業満足度が、ICTを積極的に活用しなかった過去の年度の同科目の受講者の授業満足度よりも高かったという点である。本稿では、看護大学の英語教育におけるICTの導入が効果的であり、英語の授業でICTの活用することが有効であることを示した。(電子媒体) |