タケシタ ルッジェリ アンナ
Anna Ruggeri Takeshita
竹下 ルッジェリ アンナ 所属 京都外国語大学 外国語学部 イタリア語学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2006/07 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 禅の教育と体験の重要性(1)-公案の修行を通して- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『京都外国語大学研究論叢』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 京都外国語大 |
巻・号・頁 | (67),185-200頁 |
担当範囲 | B5、17頁 |
著者・共著者 | アンナ・ルッジェリ |
概要 | 人間の心は一般的には分別するものとして存在する。そしてこの分別の作用故に無限の迷いが生じる。この二元対立を脱し、本来の統一的主体、つまり「仏心」に還帰することが禅修行の目的である。この修行法は坐禅と公案の二つを柱とする。 歴史的に見ると、臨済宗の実践的修行においては、坐禅と、「公案」と呼ばれる問題にめぐる対話の二つを中心に成立している。このような禅修行では理論というものは、ただ生活のために一つの必要な手段のみであり、すべての人間の可能性を表すものではない。小論では、中国と日本の禅における公案を検討している。 |