カネコ テツタ
Tetta KANEKO
金子 哲太 所属 京都外国語大学 外国語学部 ドイツ語学科 職種 講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2011/10 |
形態種別 | 論文 |
標題 | 現在完了の語用論的意味について ―古高ドイツ語から中高ドイツ語にかけて― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 日本独文学会研究叢書『ゲルマン祖語から現代ドイツ語へ ―歴史的発展における駆流とその反動―』 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (81),20-44頁 |
著者・共著者 | 金子哲太 |
概要 | ドイツ語史における文法的発展には、語末音衰退化によって総合から分析への変遷という大きな改新が見られる。動詞では様々なカテゴリーを表わす形態語尾は大幅な機能的衰退を被った。新しく生じた時制迂言形式のうち現在完了が独自に勢力を伸ばしえたのは、その機能が、一定の語用論的環境の影響から生じたためであると-増強した歴史的データに基づいて-指摘した。 |