ナガハマ タクマ
Takuma NAGAHAMA
長濵 拓磨 所属 京都外国語大学 外国語学部 日本語学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/01 |
形態種別 | 論文 |
標題 | 津軽疎開時代の太宰文学の一側面ー戦後文学と聖書ー |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 京都外国語大学『研究論叢』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 京都外国語大学 |
巻・号・頁 | (80),163-176頁 |
担当範囲 | A4、14頁 |
概要 | 太宰が津軽の実家に疎開していた「津軽疎開時代(1945.8~1946.11)」に書かれた小説と戯曲に注目し、その聖書的側面を論じた。この時期の作品では新約聖書それもマタイ伝が主として引用されていること。引用箇所の内容も「自由思想」「隣人愛」「赦し」「教訓」という4つの位相に分類されること。そこから聖書を信仰的にではなく「人生の教師」としてイエスを倫理的理想的に捉える太宰の姿が浮かび上がることを指摘した。 |