イシカワ ヤスシゲ   Yasushige ISHIKAWA
  石川 保茂
   所属   京都外国語大学  外国語学部 英米語学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1995/12
形態種別 論文
標題 テクスト分析:結束を中心に
執筆形態 単著
掲載誌名 京薬論集
掲載区分国内
出版社・発行元 京薬論集刊行会
巻・号・頁 (2),52-63頁
総ページ数 12
著者・共著者 石川保茂
概要 本稿は、Halliday(1994)が示すテクスト形成機能の一つである結束性に着目し、その下位区分であるReference, Ellipsis, Substitution, Conjunctionを分析対象とした。トーマス・ハーディの小説『ダーヴァビル家のテス』をテクストとして取り上げ、結束性の使用実態を多角的に検討した。その結果、語彙的連鎖や統語的省略を通じてテクストの統一性が保持される仕組みを具体的に明らかにし、文体論的分析における結束性研究の有効性を示した。