イナガキ ツトム   Tsutomu INAGAKI
  稲垣 勉
   所属   京都外国語大学  共通教育機構
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2017/07
形態種別 論文
査読 査読あり
標題 潜在的な感情の評定は自己呈示動機によって歪みうるか?
執筆形態 共著
掲載誌名 教育テスト研究センター年報
掲載区分国内
巻・号・頁 (2),50-52頁
担当範囲 調査・分析の実施,および論文全体の執筆を担当。
著者・共著者 稲垣(藤井) 勉・澤海崇文・相川 充・中野友香子
概要 本研究は,Implicit Positive and Negative Affect Test (IPANAT) によって測定される潜在的感情が,自己呈示動機によって歪みうるか否かを検討した。90名の男女を (1) 自身の良い印象を与えるよう教示する群,(2) 自身の悪い印象を与えるよう教示する群,(3) 与える印象について教示しない統制群にランダムに割り付け,潜在的感情を測定した。分析の結果,IPANAT得点は群間の有意差はなく,潜在的感情は自己呈示動機の影響を受けにくいことが示された。