イナガキ ツトム
Tsutomu INAGAKI
稲垣 勉 所属 京都外国語大学 共通教育機構 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/03 |
形態種別 | 論文 |
標題 | 自己決定理論から見た大学生の授業に対する動機づけ――授業の選択可能性による差異の検討―― |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 鹿児島大学教育学部研究紀要(教育科学編) |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 71,139-146頁 |
担当範囲 | 実験および分析の実施,論文全体の執筆を担当。 |
著者・共著者 | 島 義弘・馬 暁玲・稲垣 勉 |
概要 | 自由選択科目(共通教育),選択必修科目(教育学部),必修科目(教育学部)の授業を受けている大学生524名を対象に,質問紙調査を行った。その授業に対する動機づけを尋ねたところ,授業の選択可能性が高い(履修の自由度が大きい)共通教育科目では内発的な動機づけが高く,授業の選択可能性が低い(履修の自由度が小さい)選択必修科目,必修科目では外発的な動機づけが高かった。以上のことから,受講する授業の選択に際して自己決定ができるということが,その授業に対する動機づけを高めることにつながることが示された。主体的な学習者を育てるという近年の教育目標に対して,授業の内容や方法の改善のほかに自己決定の機会を保障することの重要性が議論された。 |