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カサマキ トモコ
Tomoko KASAMAKI
笠巻 知子 所属 京都外国語大学 外国語学部 英米語学科 職種 講師 |
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| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 2026/03 |
| 形態種別 | 論文 |
| 査読 | 査読あり |
| 標題 | 大学英語授業におけるラウンド制指導法に基づくリーディング指導:ESL用教科書を用いた実践から |
| 執筆形態 | 単著 |
| 掲載誌名 | JACET授業学ジャーナル |
| 掲載区分 | 国内 |
| 出版社・発行元 | JACET SIG 授業学研究会 |
| 巻・号・頁 | (6),37-56頁 |
| 担当区分 | 筆頭著者 |
| 著者・共著者 | 笠巻知子 |
| 概要 | 本研究は、ESL教材を用いた大学2年次の初級レベル英語科目において、ラウンド制指導法の実践を検討したものである。ESL教材は、語彙の難しさや背景知識の不足により、多くのEFL学習者にとって理解が困難であり、従来の授業形式では十分な理解に至らないことが多い。こうした課題に対応するため、本研究では、単一のテキストに対して複数のアプローチを行い、4技能を統合してコミュニケーション能力の向上を図るラウンド制指導法が、大学のEFL授業において有効に機能するかを検証した。
授業は、語彙指導から始まり、リスニングおよびリーディング活動へと進んだ。その後、音読練習および内容の再生産活動を行い、最後にグループディスカッションを通して表現力の育成を図った。分析の結果、このような段階的かつ多面的な支援が、学習者の理解を深めるとともに、授業参加への自信と意欲の向上につながることが明らかとなった。また、リーディング能力の向上に加え、スピーキング能力の改善も報告された。 以上の結果から、ラウンド制指導法は大学におけるEFL教育に適用可能であり、英語力の低い学習者であっても難易度の高いESL教材に主体的に取り組むことを可能にする、体系的な指導枠組みとして有効であることが示唆された。 |