イナガキ ツトム
Tsutomu INAGAKI
稲垣 勉 所属 京都外国語大学 共通教育機構 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/07 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | グリット(Grit)の規定因の探索的検討――半構造化面接を通じて―― |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 教育テスト研究センター年報 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 教育テスト研究センター |
巻・号・頁 | (6),45-47頁 |
著者・共著者 | ◎澤海 崇文・稲垣 勉・澄川 采加 |
概要 | グリットとは 非認知能力の一つであり,将来の成功をもたらすといわれているが,何がグリットを育むのかという点に関して明確な結論は未だ出されていない。本研究ではグリットの規定因についてのヒントを得るため,6名の大学生を対象にグリットの測定および半構造化面接を実施した。グリットの測定にあたっては,自己報告法による回答および間接的な測定法による回答の二種を行った。面接では,中学3年生から高校3年生までの間 に比較的長く継続していた 活動 ,生活習慣,学習習慣などを聴取した。その結果,始めた理由は何であれどのような活動でも長く続けてみること,挫折経験からの立ち直りが重要であること,部活の部長や主将といった立場がグリットを醸成することが示唆された。 |