エビナ ダイスケ   Daisuke EBINA
  蝦名 大助
   所属   京都外国語大学  国際貢献学部 グローバル観光学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2018/03
形態種別 論文
査読 査読あり
標題 カムサ語の類別詞と名詞分類の概要
執筆形態 単著
掲載誌名 東京大学言語学論集
掲載区分国内
巻・号・頁 (39),55-69頁
概要 カムサ語では動詞に名詞が抱合されることがある。抱合される名詞は、動詞語幹 頭 母音の直
後に挿入される。抱合形は語根形であることが多いが、語根形よりも短いこともある。後者の
場合、語根形に似ていることもあれば、似ていないこともある。抱合される名詞は、主語、目
的語、場所格補語として機能する 。ただし対応する文がないこともある。抱合される名詞は身
体部位または場所を表わすものが多い。身体部位は身体全体に対する部分、すなわち場所を表
わしている、と解釈すると、カムサ語の名詞抱合は場所的な意味を表わすことが多いといえる。