ササキ ユタカ   Yutaka SASAKI
  佐々木 豊
   所属   京都外国語大学  外国語学部 英米語学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2014/01/31
形態種別 論文
標題 アメリカにおけるヴェノナ文書の公開(1995年)と国内反共主義論争ーポスト冷戦期のアメリカの政治文化との関連性を中心にー
執筆形態 単著
掲載誌名 COSMICA
巻・号・頁 XLIII,17-38頁
担当範囲 B5, 総頁数143頁中21ページを担当
著者・共著者 佐々木 豊
概要 1995年7月にアメリカ政府の国家安全保障局(National Security Agency)が公開したヴェノナ文書(主に第二次世界大戦中にソ連の諜報機関がアメリカ人協力者と共にアメリカ国内で行ったスパイ活動の暗号文を解読した文書)によって惹起された国内反共主義(通称マッカーシズム)に評価をめぐる歴史家やジャーナリスト間の論争の経緯と内容を考察。この論争の背景には、アメリカの政治文化の”通奏低音”として流れる内部の敵(特に左派の知識人やエリート)を徹底的に「他者」扱いして告発する"counter-subversive tradition" があることを指摘した。