ヒガシムラ ノリコ   Noriko HIGASHIMURA
  東村 紀子
   所属   京都外国語大学  国際貢献学部 グローバルスタディーズ学科
   職種   准教授
発行・発表の年月 2012/03
形態種別 学位論文(博士)
標題 博士論文「現代フランスにおける『共和主義的移民統合モデル』のパラドックス‐サルコジ政権下の移民受け入れ政策の課題と展望‐」
執筆形態 単著
掲載区分国内
著者・共著者 東村紀子
概要 従来当然視されてきたフランスの共和国的移民統合モデルやフランス的平等原則が、実は一貫して同化主義の追求であったことを明らかにしている。さらに、欧州におけるグローバリゼーションが加速していく一方で、失業率増加などの経済的不安や反移民感情に基づいた暴力や言論は市民感情を代表する声として既存の政党政治システムを介し、移民政策をより一層厳格化させる政治的圧力として機能していることを、全章を通じて明らかにしている。グローバリゼーションは多様な価値観を推進する目標を含みつつ、皮肉なことに社会を非寛容の方向へと押し進め、弱肉強食論や社会福祉抑制論等を強く推し進める新自由主義的政策を促進させ、ポピュリズム的性質を持つ政治家が求心力をもつに至った過程を明らかにした。