ササキ ユタカ
Yutaka SASAKI
佐々木 豊 所属 京都外国語大学 外国語学部 英米語学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/12 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 「戦後米国における地域研究促進体制の整備・確立とその変容ー地域研究促進に向けた社会科学研究評議会(SSRC)の活動を中心にー |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | Ignis |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | Ignis (京都外国語大学) |
巻・号・頁 | Vol.3,p.191-25-p.216.頁 |
総ページ数 | 25pp. |
概要 | 本研究ノートは、 第二次世界 大戦 直後から 1990 年まで の時期を 主な 対象として、 米国における地域研究促進 に向けた研究教育 体制の 確立/ 整備とその変容を辿ったものである。その際、 地域 研究促進に中心的役割を果たした社会科学研究評議会 (SSRC) 及び 助成財団(特にフォード財団) に集った社会科学研究者 たちが、 如何なる 理由/動機から世界各地を対象とする地域研究を促進しようとしたのか という点に 分析と考察を加えた。本研究の趣旨は、米国における地域研究は 、 当初米国の地政学的関心に基づく国益推進のための学知として推進された 一方 、 次第に 社会科学と人文科学の融合による学際的研究の推進を通じた学知の構築、 続いて グローバル化の時代に適合した地理的境界に拘らない 学知 の構築が指向されるようになり、その意味で単なる 地政学的関心に 留まらない 学術的な 目的をもったもの へと 重心を移行させて いったという 点にある 。 |