タケウチ トシタカ
Toshitaka TAKEUCHI
竹内 俊隆 所属 京都外国語大学 国際貢献学部 グローバルスタディーズ学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2004/01 |
形態種別 | 著書 |
標題 | 大阪外国語大学国際関係講座(講座主任竹内俊隆)(編)『国際関係論の多元的研究-東泰介教授退官記念論文集-』 |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 大阪外国語大学国際関係講座 |
巻・号・頁 | 309-328頁 |
総ページ数 | 407+18頁 |
担当範囲 | 「核抑止論が内包する矛盾とその解決策の模索-先制不使用と確率的威嚇を条件に-」(309-328頁) |
著者・共著者 | 東泰介、貝田守、巣山靖司、山田到史子、中西優美子、山根達郎、Takeshi MATSUDA、松浦寛、野村茂治、竹内俊隆、葛城政明、Isao MIYAOKA、中島啓雄、長田真里、森藤一史 |
概要 | 核抑止論では、(懲罰的)抑止の信憑性を上げるためには、報復の信憑性を上げなければいけない。そのためには、報復の実行可能性を上げなければいけないが、上げれば上げるほど戦争が発生する可能性が増し、戦争発生の可能性を低減するという抑止の本来の目的に反してしまう。この矛盾を解決するために、まず抑止の「効果」を数量的に表現できるよう「機能量」という確率を考慮に入れた概念を導入した。展開形にしたチキンゲームを活用し、完備情報であるとの条件の下ではあるが、先制不使用と確率的な(混合戦略的)威嚇が同時に成立する場合に限って、戦争につながらない非戦の選択が、両者にとって合理的な選択となることを説明(論証)した。 |