クロイワ ユキコ   Yukiko KUROIWA
  黒岩 幸子
   所属   京都外国語大学  外国語学部 ロシア語学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2000
形態種別 論文
標題 ピョートル・サヴィツキーの思想と今日的意義 -現代ロシアのユーラシア主義復権-
執筆形態 単著
掲載誌名 岩手県立大学『総合政策』
掲載区分国内
巻・号・頁 2(2),183-198頁
概要 ロシア革命後の1920年代から1930年代にかけて若い亡命ロシア知識人の間に広まった思想潮流であるユーラシア主義は、反共産主義とロシア正教会への帰依を主張したために、ソ連時代は黙殺されてきた。しかし、ソ連の改革期の1980年代後半からソ連国内で復権して、新たな国家理念として知識人や政治家など幅広い関心を集めるようになった。ユーラシア主義の基本理念を構築し、中心的活動家であったピョートル・サヴィツキーの生涯と活動、その思想と現代社会に与える影響について論じた。
当該論文は、寄稿依頼を受けた次の論叢に再掲された。『ソルジェ・チェギボ博士定年退職記念論叢 韓国語の歴史と文化』Pagi jong Press、2007年、564-594頁。