タケウチ トシタカ
Toshitaka TAKEUCHI
竹内 俊隆 所属 京都外国語大学 国際貢献学部 グローバルスタディーズ学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2009/03 |
形態種別 | 著書 |
標題 | 吉田和男・井堀利宏・瀬島誠(編著)『地球秩序のシミュレーション分析』 |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本評論社 |
巻・号・頁 | 243-263頁 |
総ページ数 | 306頁 |
担当範囲 | 「投票力指数からみた国連安保理改革案の比較・検討―わが国の投票力を中心に」(243-263頁) |
著者・共著者 | 吉田和男・瀬島誠・藤本茂、井堀利宏、鈴木基史、島義博、八槇博史、斎藤宗香・山口裕、秋山英三、江頭進、橋本敬・上原安浩、遊喜一洋、山本和也、中川真太郎・瀬島誠・藤本茂、石黒馨、竹内俊隆、島義博・吉田和男、瀬島誠 |
概要 | 国連安保理の有力改革案(A案、B案、G-4案、AU案、コンセンサス連合案)を、投票力指数(ボルジャー指数)を用いて分析した。ボルジャー指数とは順列と組み合わせを使用し、投票ゲームの範疇にはいる概念であるが、ある国がその投票をたとえば賛成から反対ないし棄権に変更したときに、当該の決議案が採択から不採択になれば、当該国はピボットと呼ばれて投票力があるとみなす。各有力案のいろいろな状況に合わせて、わが国が得る投票力を算出した。P5の投票力が大幅に減少しないこと、その他多数の国の投票力が増加する(少なくともほとんど減少しない)ことを条件に検討すると、新規に拒否権を付与する案はすべて否定された。わが国の投票力からすると、B案の準常任理事国案が妥当な線ではないかとの結論に達した。 |