オオノ ナオキ   Naoki OHNO
  大野 直樹
   所属   京都外国語大学  外国語学部 英米語学科
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2023/03
形態種別 著書
標題 「アメリカの冷戦戦略とCIAの秘密工作活動 ―グアテマラ・アルベンス政権打倒工作への道程」
執筆形態 共著
掲載誌名 『南北アメリカ研究の課題と展望 米国の普遍的価値観とマイノリティをめぐる論点』
掲載区分国内
出版社・発行元 明石書店
総ページ数 28
担当範囲 第2章、46~73頁。
著者・共著者 住田育法・牛島万(編者)
概要 1954年6月、アメリカのアイゼンハワー政権は、自由選挙によって誕生したグアテマラのハコボ・アルベンス政権を中央情報局(CIA)の秘密工作によって打倒した。本稿では、グアテマラへの干渉を、アメリカが自ら唱えた自由、民主主義といった理念に反する外交政策を実施した例として取り上げた。まずアイゼンハワー政権によるアルベンス政権打倒工作の概要を説明したうえで、時代をさかのぼり、トルーマン政権下でCIAの秘密工作活動が始まった経緯を検討した。その後、CIAの秘密工作活動がアイゼンハワー政権下で拡大し、アルベンス政権打倒工作が実行されるまでの過程を論じた。