エビナ ダイスケ
Daisuke EBINA
蝦名 大助 所属 京都外国語大学 国際貢献学部 グローバル観光学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/10 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | カムサ語動詞形態論試論 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 東京大学言語学論集 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (42),11-40頁 |
総ページ数 | 30 |
概要 | カムサ語はコロンビア国プトゥマヨ県シブンドイで話される系統不明の言語である。本稿ではカムサ語の動詞の構造を明らかにし、また動詞接辞の意味を記述した。
カムサ語の動詞形態論は接頭辞付加が優勢である。動詞接頭辞には人称を表すもの、アスペクトを表すもの、モダリティに関わるもの、ボイスに関わるものなどがある。動詞は、アスペクトや主語・目的語の数に応じて複数の語幹を持つことがある。1つの動詞形において複数のアスペクト標示がありえる。また名詞抱合がみられる。 |