サカグチ マサコ
Masako SAKAGUCHI
坂口 昌子 所属 京都外国語大学 外国語学部 日本語学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2024/03 |
形態種別 | その他 |
査読 | 査読あり |
標題 | 日本語教員養成課程の学生による辞書作成-学生の学びと成果、問題点について- |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 国際言語文化 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 京都外国語大学 国際言語文化学会 |
巻・号・頁 | (8),81-93頁 |
総ページ数 | 126 |
担当範囲 | 授業の運営とデータの整理に関わる部分(抽出不可能) |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | ◎坂口昌子・森口稔 |
概要 | 日本語教員養成課程の学生における辞書作成の授業実践について述べたモノである。学生が書いた推敲前・推敲後の語義に関する記述に焦点をあて、傾向を分析したものである。
研究課題は次の2つである。 1.学生達は、類義語や多義語といった複雑な語彙の体系に気づいて辞書記述ができるのか。 2.ピア活動でのコメントなどを踏まえ、学生たちはどのような気づきを得て、どのような推敲を行うのか。 この結果として、次の2点を挙げる。 1.方言、異形式、辞書の例文の違和感などには推敲前から気づくことができた。しかし、類義語・多義語といった複雑な語彙の意味を体系立てて立体的にとらえることや「比喩的意味」を語義として書くことは難しかった。 2.推敲語は語義、用例、注釈、類義語、多義語などについて、一貫性を保とうと努力し、体系的に語の意味を捉えることができるようになったと考える。 |