ウシジマ タカシ
Takashi USHIJIMA
牛島 万 所属 京都外国語大学 外国語学部 スペイン語学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2006/03 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 覚書「米墨戦争研究史1846-2005」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 城西国際大学『城西国際大学紀要』 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 14(5),49-71頁 |
概要 | 米墨戦争の研究史の続編。とくに90年代以降の研究者(米・墨・英・日)の研究動向を追加した。1997年から98年にかけて米墨両国で米墨戦争終結150年を機に同テーマのシンポジウム、研究書の出版、あるいはドキュメンタリー制作などが顕著に見られた。近年の特徴は、とりわけ米国人の研究では当時の軍人ならびに志願兵としての参加した者の手記の出版が多いことである。マニフェスト・デスティニーの観点からの研究は依然続いている。他方、メキシコ人の研究は、とり地方史、人物史に向かっている。1853年に浦賀にやってきたペリーが米墨戦争の時の提督で、その功績を認められて日本に派遣されたこと、米墨戦争と日米太平洋戦争の原因論の比較を本稿では若干試みたが、その共通項と、同戦争研究からわれわれが教訓として学ぶものがあることを指摘したことは、一定の意義があることではないかと思う。 |