マ シケン
MA TZU-HSUAN
麻 子軒 所属 京都外国語大学 外国語学部 日本語学科 職種 講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/02 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 連語論的アプローチによる無生物主語他動詞文の日中対照―対格名詞が事名詞である場合― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 阪大日本語研究 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (29),43-70頁 |
概要 | 日中両言語における(「行動が意識を変えた/行動改變了意識」のような)無生物主語他動詞文について、それぞれの成立要因と異同を、連語論的アプローチとコレスポンデンス分析で考察した。対格名詞を事名詞に限定した場合、動詞の「再帰性」が両言語の共通の要因として働いており、各タイプの名詞と結びつきやすい動詞の種類も、その名詞の性質と深く関わっていることが分かった。日中の相違点として、主格名詞の影響力という面において日本語より中国語のほうが相対的に強い傾向が挙げられた。 |