ウメモト タカトヨ   Takatoyo UMEMOTO
  梅本 貴豊
   所属   京都外国語大学  共通教育機構
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2017/03
形態種別 論文
査読 査読あり
標題 協同学習におけるグループ間差に関する研究―授業開始初期における「協同作業の認識」を予測する要因―
執筆形態 共著
掲載誌名 三重大学高等教育研究
掲載区分国内
巻・号・頁 23,129-132頁
担当範囲 共同研究につき本人担当部分抽出不可能
著者・共著者 中西良文・長濱文与・下村智子・守山紗弥加・奥田久春・横矢祥代・渡邉駿太・梅本貴豊
概要 本研究では,協同学習を基礎とした大学初年次教育授業を受講している大学生(782名)を対象とし,授業開始初期における質問紙調査から,個人の持つ協同学習における社会的動機づけの1つである「他者からの触発による動機づけ」が,協同作業に対する肯定的な認識である「協同効用」をどのように予測するかを検討した。特に,本研究では階層線形モデルによる分析を行うことにより,個人の影響とグループごとの影響の両方から検討を進めた。その結果,個人の持つ「他者からの触発による動機づけ」から「協同効用」に対する有意な正の関連が見られただけでなく,グループによって「協同効用」の高さが異なるとともに「他者からの触発による動機づけ」から「協同効用」に対する関連の強さが異なることが見いだされた。