フセ マサオ
Masao FUSE
布施 将夫 所属 京都外国語短期大学 キャリア英語科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2018/04 |
形態種別 | 著書 |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 海洋国家アメリカの文学的想像力――海軍言説とアンテべラムの作家たち |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 開文社出版 49-73頁 |
巻・号・頁 | 49-73頁 |
総ページ数 | 336+iv |
担当範囲 | 十九世紀アメリカ海軍の教育制度―海軍兵学校の規律重視から海軍大学校の効率重視へ 四六版、340頁中25頁担当 |
著者・共著者 | 阿川尚之、大野美砂、貞廣真紀、佐藤宏子、真田満、辻祥子、中西佳世子(編者)、西谷拓哉、橋本安央、林以知郎(編者)、布施将夫 |
概要 | 19世紀前半に設立された海軍兵学校では、若い士官候補生が学生であったため、規律重視が重視された。しかし、第一次大戦期の一次史料によると、多様なしごき等が後世に残った可能性は否めない。一方、19世紀後半に創設された海軍大学校では、年長の士官が学生であったため、規律維持よりも戦略的な戦争遂行能力の効率化が重視された。この効率的な戦略重視の姿勢は、数名の将校や士官によって、ドイツ陸軍からアメリカの陸海軍を媒介してドイツ海軍へ回帰したのではなかろうか。ナショナルな枠組みとトランスナショナルな空間における海軍言説の交換の実態を、今後、さらに検証したい。 |