シュ イッセイ
Zhu Yixing
朱 一星 所属 京都外国語大学 外国語学部 中国語学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/07 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 「絶対漢字」と漢字の「字体」: デジタルファースト時代の漢字コード問題 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 京都外国語大学『研究論叢』 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (89),161-176頁 |
担当範囲 | (B5、総頁数約190頁中16頁を担当) |
概要 | 著者は漢字について次のような立場に立脚している。
「漢字概念」,すなわち「絶対漢字」は,「絶対音価」と「絶対形状値」を持たない記号であり,それは視覚的に確 認できる全ての異体異形を包摂する共時的規定的抽象的文字単位だと考えるようにしている。「絶対漢字」は,図形 的には明確に提示できないながらも,「視覚的」文字記号の単位である。 この考えに基づいて、現行Unicodeの漢字統合問題について私見を述べる。特に、現在の「字体」「字形」概念の混乱ぶりを指摘し、「ソース・コード・セパレーション(ソース分離原則)」の非科学性をあぶり出すうえ、漢字記号論の核心課題と,デジタル時代の漢字テクノロジーの在り方を探る。 |
PermalinkURL | https://srad.jp/~gangheho/journal/620609/関連ウェブページ【安岡孝一の理解力】 |