ウシジマ タカシ
Takashi USHIJIMA
牛島 万 所属 京都外国語大学 外国語学部 スペイン語学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1999/04 |
形態種別 | 教科書・参考書 |
標題 | 現在国際関係の基礎と課題 |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 建帛社 |
担当範囲 | (A4、総頁数210頁中14頁を担当)第6章「中南米地域」を分筆担当107-120頁 |
著者・共著者 | 河内信幸、須賀周平、瀬川博義、児玉昌巳、牛島万、野田岳人、伊能武次、遠藤貢、内藤耕、半田伸 |
概要 | 本書は、国際関係や地域研究の諸問題とその現状についてまとめたもので、私は中南米地域を担当した。とりわけ、ラテンアメリカの民主化のプロセスと民主主義の強度を決定する諸要因、つまり、政治と経済の相互関連性と、政党・教会・軍・左翼グループと政府との関係について注目し、かつ歴史的背景をあわせて考察することで、同地域の民主主義の特質について考察した。
その際、民主主義的伝統があるにも関わらず、突如として議会制民主主義が崩壊し、長期軍政が継続した、チリ、ウルグアイのケース、軍政と民政のサイクルが繰り返し起こったアルゼンチン、ブラジル、ペルーのケース、文民政権によるが、権威主義的であるメキシコ、ベネズエラ、コロンビアのケース、長期軍政が続いた中米、カリブ地域諸国に分けて分析した。 |