イトウ アキヒト   Akihito ITO
  伊藤 秋仁
   所属   京都外国語大学  外国語学部 ブラジルポルトガル語学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2019/03
形態種別 論文
標題 外国人から国内移民へ ―1930年代のサンパウロ州の労働政策の転換―
執筆形態 単著
掲載誌名 『PROBLEMATA MUNDI』
掲載区分国内
出版社・発行元 京都外国語大学 国際問題研究会
巻・号・頁 (28),1-30頁
著者・共著者 伊藤秋仁
概要 1930年の世界恐慌後の不況にヴァルガスは反外国人ならびに社会有機体説に基づいた国内労働者重視の方針を打ち出した。1932年、サンパウロ州は連邦政府に反発し武装蜂起するが政府軍に鎮圧された。その後、サンパウロ州は農業の多様化と工業化による経済発展で再び突出するようになり、不足する労働力を主として北東部からの国内移民によって補うようになった。1937年、ヴァルガスはクーデターにより独裁政権を樹立、中央集権化を図り、国内労働力の導入について、政府とサンパウロ州との協働が始まった。