ダニエル アリエタ   Daniel Arrieta
  ダニエル・アリエタ
   所属   京都外国語大学  外国語学部 スペイン語学科
   職種   准教授
言語種別 スペイン語
発行・発表の年月 2015/09
形態種別 その他
査読 査読あり
標題 Intertextualidad, dialogismo y poética cognitiva en la novela contemporánea: Bernardo Carvalho, Eduardo Lago y Mario Bellatín
執筆形態 単著
掲載区分国外
出版社・発行元 Universidad Complutense de Madrid
概要 本博士論文は、ブラジルのベルナルド・カルヴァリョ、スペインのエドゥアルド・ラーゴ、メキシコとペルーのハーフであるマリオ・ベリャティンという3人の現代作家が書いた4つの小説における間テクスト性の使用について研究したものである。最初に、それぞれのハイポテクスト(hypotext)の変形を通じて、それぞれのストーリー構成を分析した。カルヴァリョのO sol se põe em São Pauloでは、日本人作家の谷崎潤一郎の『まんじ』が、アイデンティティ、自殺、メタ物語的に論じられるフィクションについて暗黙裡の論争を打ち立てるために使用されるのである。次に、スキーマ理論を通じてラーゴのSiempre supe que volvería a verte, Aurora Leeの がナボコフのPale Fireと構造的に対称を成すことを指摘した。さらには、認知メタファー理論を使用し、ベリャティンのShiki Nagaoka: una nariz de ficciónにおける「鼻」のモチーフを日本における西洋思想の導入として結論付けた。