エビナ ダイスケ   Daisuke EBINA
  蝦名 大助
   所属   京都外国語大学  国際貢献学部 グローバル観光学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2013/03
形態種別 論文
標題 ケチュア語の現状―地域差、変容、教育
執筆形態 単著
掲載誌名 神戸夙川学院大学紀要
掲載区分国内
巻・号・頁 (4),143-152頁
概要 本稿では、スペイン語との接触によりケチュア語が現在どのような状況にあるか、クスコ・ケチュア語を中心に述べ、社会的な背景についても扱った。クスコ・ケチュア語では、社会の変化に伴いスペイン語との接触機会が増大している。その結果、スペイン語の影響は語彙や音韻にとどまらず、形態や統語にも見られる。また、話者の多くが言語の継承に積極的ではなく、安泰であるとは言えない。先住民語教育も言語保持に役立っているとはいえない。また先住民語教育に伴う標準語化の影響も注視しなければならない。