カワカミ サチコ   Sachiko KAWAKAMI
  河上 幸子
   所属   京都外国語大学  国際貢献学部 グローバル観光学科
   職種   教授
言語種別 日本語と英語
発行・発表の年月 2026/03
形態種別 著書
標題 カナダと日本をつなぐパブリック・ヒストリーーグランドフォークス在留日本人記念寫眞帖ー
執筆形態 共著
掲載区分国内
出版社・発行元 三人社
総ページ数 368
担当区分 最終著者
国際共著 国際共著
著者・共著者 編・訳者:◎河原典史 河上幸子 和泉真澄
編者:ヨーコ西 イアン・G・ベアード バレリー・ニシ(西)
訳者: カーリー・田坂・メッサ― ロナルド・優・西
概要 2020年、和歌山県三尾で『グランドフォークス在留日本人記念寫眞帖』が発見された。1946年 3月にグランドフォークス の日系移民たちによって編集・発行されたこの手作りの革装製アルバムには、1942年から 1946年にかけて自活移動地のひとつであるグランドフォークスと、その周辺地域に居住していた日系カナダ人家族 90世帯のうち 56世帯が収められている。この写真帳の復刻とその解題のため、2021年に日本とカナダの研究者、博物館関係者と地域史研究家、さらに移民関係者からなる太平洋をまたぐ共同プロジェクトが結成された。本書は、その研究成果として位置づけられ、日本から3人の編・訳者、カナダからは3人の編者と2人の訳者のもと、5本の論文と14本のエッセイからなる。資料編では、写真帳原本の復刻版に続いてグランドフォークス居住者のリストが掲載されている。これは、写真帳に収録された家族だけでなく“Custodian Case Files”、さらに本書の関係者からのインタビューから判明したものである。また、グランドフォークスへの移動前のカナダでの居住地、そして三尾出身者のカナダでの居住地、カナダへ渡った和歌山県の出身地の地図が収められている。グランドフォークスの自活移動地については、先行研究でもこれまでほとんど明らかにされてこられなかった。こうした意味において、日加の研究者とコミュニティ関係者の協働によって実現した本研究は、大変貴重な貢献だといえよう。