マスダ ヒサシ
Hisashi MASUDA
増田 央 所属 京都外国語大学 国際貢献学部 グローバル観光学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021 |
形態種別 | 論文 |
標題 | オンライン旅行情報発信者を考慮した旅行者の観光地再訪問意向: コロナ禍における観光地イメージと旅行不安の観点から |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 観光情報学会第22回研究発表会講演論文集 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 53-56頁 |
著者・共著者 | 増田央 |
概要 | COVID-19(新型コロナウイルス)によるパンデミックは観光関連産業に長期的かつ深刻な影響を与 えており、このような状況の中、オンラインを活用した旅行者への情報提供として、ソーシャルメディ アを活用したマーケティングが注目されている。ただ、既存の観光地イメージ理論に対して、感染症リ スク化での旅行における旅行者の情報取得行動の傾向がどのように影響を与えるかは十分明らかにされ ていない。本研究では、オンライン上の旅行情報の発信者からの旅行情報取得傾向の差異が、観光地再 訪問意向にどのような影響を与えるかに関するリサーチモデルを設定し、日本の首都圏在住者(n=514) を対象に 京都観光に関するアンケート調査により仮説検証を行った。結果として、観光情報発信者とし て、オンラインの他の旅行者者レビューのみをよく活用する旅行者と、それに加えソーシャルメディア 上のインフルエンサーからも情報をよく活用するグループとでは、旅行不安が観光地再訪問意向に与え る影響に違いが出ることが分かった。本研究はオンライン旅行情報発信者を考慮した観光地イメージ理 論の発展に貢献する。 |