タケシタ ルッジェリ アンナ
Anna Ruggeri Takeshita
竹下 ルッジェリ アンナ 所属 京都外国語大学 外国語学部 イタリア語学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/07 |
形態種別 | 総説・解説記事 |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 白隠禅師の門下の女性弟子 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『沼津朝日新聞』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 沼津市 |
巻・号・頁 | 2-2頁 |
著者・共著者 | 竹下 ルッジェリ・アンナ |
概要 | 白隠禅師の主な女性弟子を紹介した『沼津朝日新聞』のための記事である。白隠の門下の弟子たちは極めて多かった。居士大姉を加えると、その数はさらに増えた。しかし、彼らの情報を記録する資料はそれほど多くない。そして女性弟子の場合には、さらに状況が悪くなる。白隠の遷化に近いものから記入すると、まず白隠の大高弟東嶺円慈(1721-1792)が著した『白隠和尚年譜』(1820)および白隠下四世の妙喜宗績(1774-1848)による『荊棘叢談』 (1842)という著作があげられる。後者には白隠門下の尼僧と大姉を合わせて五人女性が登場する。彼女らは、お察(阿察婆)、そして原駅の婆、恵昌尼、政女と茶店婆の五人である。ところが、白隠は自分の様々な作品の中で、弟子の話をすることが多く、彼ら宛ての書簡も多数残している。白隠の墨蹟も含めて、このような門下の女性弟子に関わる資料を細かく分析してみた。 |