スガノ ミチナリ   Michinari SUGANO
  菅野 瑞治也
   所属   京都外国語大学  外国語学部 ドイツ語学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2015/03
形態種別 論文
査読 査読あり
標題 ドイツの市民社会における初期近代の決闘
執筆形態 単著
掲載誌名 『Problemata Mundi』第24号
掲載区分国内
出版社・発行元 京都外国語大学国際問題研究会
巻・号・頁 (24),17-31頁
担当範囲 B5
著者・共著者 菅野瑞治也
概要 決闘(Duell)は、「相手に致命傷を与える武器を用いて決着をつける、一定のルールに従った、予め申し合わされた、名誉をかけた果し合い」と定義でき、それは初期近代の市民社会の産物である。近代に生まれた子の決闘は、殺害それ自体を目的にしたものでもなければ、見世物としての戦いでもない。あくまでも、「傷つけられた己の名誉を回復(挽回)するためのもの」であった。本論では、古代から中世の間で行われた「一騎打ちと、近代に生まれた「決闘」を「厳密に区別しながら、初期近代のドイツの市民社会で行われた決闘の歴史と意義を考察した。