ウシジマ タカシ
Takashi USHIJIMA
牛島 万 所属 京都外国語大学 外国語学部 スペイン語学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/12 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | テキサスの象徴としての「カウボーイ」と「ロングホーン」の形成過程 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『アメリカスのまなざしー再魔術化される観光』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 天理大学出版会 |
巻・号・頁 | 176-192頁 |
著者・共著者 | 天理大学アメリカス学会編、関雄二、牛島万、小林貴徳、初谷譲次、矢持義和、杓谷茂樹、古畑正冨その他14名 |
概要 | かつてのアラモ砦事件の現場であったアラモ砦は復元され、当時の歴史を現代のわれわれに伝える、まさに時代を超越した文化財であり文化的表徴である。そして時代を超えて、われわれに当時存在した政治的経済的紛争および文化的交流や摩擦を現代の視点でとらえなおす装置として寄与しているのではないか。そこで本論文では、アラモ砦で戦った戦士たちと、テキサス「カウボーイ」文化との関連性を、アングロサクソン、ラテン、インディアンの多文化交流史の観点で描く。現代のカウボーイ・スタイルがテキサスの一つの文化的表徴になっていることを説明するために、わたしたちは「歴史」を歴史記述だけでなく、これらの歴史的文化的表象と結びつけて理解、認識することが多い。その意味で、本稿では、現代の「アラモ砦」とその周辺の文化的表象の現代社会における意義とその変容について検討する。
(総頁数313頁中16頁) |