モリタ カナコ   Kanako MORITA
  森田 華奈子
   所属   京都外国語大学  外国語学部 イタリア語学科
   職種   講師
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2021/03
形態種別 論文
査読 査読あり
標題 16世紀イタリア文法における条件法の扱い
執筆形態 単著
掲載誌名 研究紀要
掲載区分国内
出版社・発行元 国立音楽大学
巻・号・頁 (55),173-181頁
著者・共著者 森田華奈子
概要 ピエトロ・ベンボによる代表的著作Prose della volgar lingua『俗語をめぐる散文』は、全編を通じて対話形式で綴られていることや、記述の中に文法用語の使用を避けていることなど、同時代の他の作品と比べても、いわゆる教科書的な文法書とは異なる体裁が特徴的である。数ある文法書の中でこの作品が広く受け入れられた要因の一つについて、本稿ではベンボによって構築された独創的な文法体系のうちの「条件法」をキーワードとして、他の作品と比べながらその差異を明確にしていく。